日々
「例えば、お前より遥か年上の40・50の人が、立派で性格良く経験値が高いとは限らん。
そのまま歳だけ食った人間もおるんじゃ。わかるかぁ?」ってな話をしたら・・・、
「おとうを見たらわかる。」と息子が答えた。
「えェっ???」と驚いて話は終わり。
先日、嫁さんが講習を受けて帰ってきた。
よくわからんが、子供の運動能力アップの体操みたい。
若い人達に混じり習ったらしいが、おばさん軍団の身体能力の低さをあらためて思い知ったらしい。
ようするに、若い人に較べ、驚くほど出来ない。愕然としたとのこと。
で、彼女の悪い癖というか、厚かましい癖というか、帰ってきた直後にそれを何時も私にやってみろや!と強要するわけだ。
私自身は、「私が出来ないのを、何時も密かに期待しているな!」と確信している。
「あたしがうまく出来なかったんだから、あんたも出来ないはずよ」と・・・。
本当は邪魔くさいし、出来なかったら恥ずかしいのでやりたくないんだが、結構しつこく言ってくるので、だいたいやるようになってしまう。
で・・・、悪いが・・・、私は何時もほぼ出来てしまうわけだ(自画自賛)。
そして「これぐらい出来んのか!」と自慢してやろうと彼女の方を見てみると・・・、
録画したドラマをお菓子食いながら食い入るように、もう見ている(苦笑)。
毎回、ほぼこのパターン。
要するに私が出来たので、失敗期待が裏切られ、急激に興味がなくなったというところだろう。
ところで書いてみて、ホンマに盛り上がりもクソもない話だ。
地元神社にお参り。
特に理由はない。
別に信心深いというわけでもない。
あえて言うなら、まあ よく通る道沿いにあるっていうのが大きいか。
バチあたりなんやろうか(笑)。
か、どうかは分かりません。
ただ、お参りしていると瞬間
気分が変わる!
思考が変わるな!
とは思いますな。
これはこれで機嫌良くなるので、これで良い。
たぶん、お参りするのが好きなだけ。
さて、この夏のある日の大学付属病院での親父(91歳)と担当医の先生の会話。
先生:「最近お昼はどんな感じですか?」
親父:「あまりぱっとしませんな。ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ!」
先生:「この頃はどんなことを思っておられますか?」
親父:「スイカについてです。それと息子(私)が食えなくなった時のために、畑に苗木を植えて、農業を勉強させようと思います。」
私:「えぇっ!!! ほんまかい!!!」
先生:「笑・笑・笑。次は3カ月後でいきますか。」
親父:聞こえなかったらしく、夏ごろ超話題の兵庫県の元県議さんが耳に手を当てるような仕草と補聴器の位置を再確認しつつ、「何ですか?」
先生:「次は3カ月後でいきますか。」
親父:「はい、それで結構でございます。」
ということです。
私の行く末を案じてくれていました。ありがたい。感謝。
そして少し笑った。