(150)「子ども」が安全に生活できるまちを。

あなたは「どんな家が狙われやすいのか?」を考えたことはありますか?

「周囲から良く見えない」「暗い」・・・これは防犯上よくないと思います。

昼間はもちろん、夜もほどほどに明るく、大人も子どもも安全に暮らせるまちでなくてはいけないと思います。

連日のように、「子どもたちが犯罪に巻き込まれた」というニュースが報じられている気が致します。

子どもが犯罪に巻き込まれるのは、下校中や帰宅途中が多く、同行者や目撃者が少ないことが特徴のようです。

つまり同じ地域に住む人たちのコミュニティ(人間関係)が今一、機能していないのかもしれませんね。

以前、空き巣の被害が多発した団地に住む人たちが行った防犯対策があります。

あなたは、何だと思いますか?

それは「ベランダでガーデニングをすること」だったようです。

道路から見ると、それぞれの家で素敵な花が咲いているので、通行人の注目を集めるわけです。

つまり、空き巣が嫌う「周囲からの目」があるということ。

これで、被害はかなり減少したそうです。

それだけでなく、普段の会話が少なかった団地の人たちが、同じ話題で話し合う間に、よいコミュニティが生まれたんです。

プライバシーは守られつつ、良い交流がありコミュニティを大切にできるまち。

これが「子どもが安全に生活できるまち」かもしれませんね。

住まいの周辺の環境は、一度出来てしまったら、そうそう簡単に改善することは出来ないと思います。

土地を選ぶ際には、周囲の環境をしっかり調べることが大切かと思います。

あなたの住まいに向ける関心と同じくらい、周囲の環境にも関心を持って下さればと思います。

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