(160)リフォーム経験者のお話

外と室内の気温の差が5度以上になると、自律神経の調節がうまくいかず、体調を崩してしまうそうです。

ただ最近は35度を超えることもあるので、温度差を5度以内に抑えるのでは、とても我慢できないかもしれませんね。

そういうときには、扇風機やサーキュレーターを使って、部屋の空気を循環させてみるのはどうでしょうか。これで体感温度はぐっと下がって過ごしやすくなると思います。
 

◆ リフォーム経験者の話から

ところで あなたは「リフォームをするとしたら、リフォーム経験者の話を聞いてみたい」と思ったことはありませんか?

家を建てた後に、「ああすればよかった、こうすればよかった」と思った事がある方は、余計に経験者の話を参考にしたいことでしょう。

業者選び、商品選びなど、建てた時の苦労を、またしなくてはいけませんからね。
 

■ リフォーム経験者アンケートによると「業者を選ぶときに重視する点」の上位に、

    アフターケアの充実
    価格の安さ
    技術力の高さ
    営業スタッフの対応
    設計・デザインの良さ

などが挙げられています。

これは、「新築する時に、ここを重視したよ」、「ここを失敗したから、今度は気をつけなきゃ」ということかもしれないですね。

十分に納得してから、信頼できる方にお願いしたいですね。
 

■ 業者さんは、あなたの要望を聞きます。

そして、あなたの思いを理解して提案してくれますが、それは当然です。プロなんですからね。

家を建てた後に、「こっちの要望を聞いてくれたのはいいけど、もっといい提案をしてくれても良かったじゃない」と思った事はありませんでしたか?

リフォームにも同じ事が言えます。

実例として、「予算の関係で、一部屋だけ内壁を自然素材にした。すると明らかに空気が変わって、とても快適になったが、その分、他の部屋の空気が気になって、かえって家全体の居心地が悪くなった。

施工前に、変化を分かりやすく示すとか、全部屋を施工した場合の見積りを出すとか、プロの提案があれば、こちらもキチンと考えた」というものがあります。

確かにこちらの予算は限りがありますから守って欲しいのですが、納得できる提案があれば検討してみたいし、それで、希望以上に快適になったら嬉しいですよね。
 

■ 今は、工務店などの建築業者の他に、ホームセンターや家電量販店など、多くの業者が参入しています。

当然、技術も提案力も差があります。プロとして、高い提案力・実現力を持った業者さんを、あせらず、じっくり探しましょう。
 

■ 暑がりと寒がり

事務所へ相談に見えるご夫婦からよく聞く話です。
「夫は暑がりで一晩中クーラーをかけるから、私は寒くて眠れません。寝室は別々にしたいんです。」と・・・。

一般的に、男性は暑がり、女性は冷え症の人が多いようですね。

なぜなんでしょう?ちゃんと理由があるんですよ。

理由は、男性と女性、筋肉と脂肪の量が違うからです。

筋肉によって熱をつくりだします→男性の方が筋肉が多いんですね。

脂肪はいったん冷えると温まりにくい→女性の方が脂肪が多いんです。

一説によると、男女の体感温度差は3?5度!

暑がりには暑い部屋はつらいでしょうし、冷え症の人には冷え切った部屋はつらいでしょうね。

自然に清涼感を味わえる工夫や、寝室に可動式の扉や壁をつける工夫をしたり。

お互いが快適に過ごせる住まいづくりができるといいですね。

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