■ リフォームの流行

ここ数年、リフォームやハンドメイド、リメイクという言葉をよく聞きますね。

もう“節約”というより、楽しみや趣味といった感じです。

ゲームソフトや本から、洋服やバッグ、家具類まで、皆、昔ほど“中古”に抵抗が無くなってきたように思います。

インテリアもアンティーク家具が流行り、新品でもわざとやすりで削って長く使い込んだように見せたり、ペンキもそれらしく見せる塗り方をしたり。

また、洋服も“中古”はもちろん、安価なベーシックなものを新品で購入し、自分好みにリメイクして世界でただ一つの洋服作りを気軽に楽しんでいます。

住宅も中古を購入して、自分達の生活に合わせ、リフォームして住むという方が増えているようです。

TVでもこういったリフォーム番組が大人気ですよね。

リフォームやリメイクを楽しんでいる人を見ていると、センスが良いなと感じませんか?

人が使わなくなった「不要品」から、私の「必要品」を見つけて、ちょっとひと手間かけて磨き、キラキラと輝かせるのですから、簡単なように見えて、結構難しいのでしょう。
 

■ 「センスが必要なんだ。では私にはマネできないじゃない!」

そう思わず、まずは失敗してもいいので、普段から「不要品」に気をつけてみてください。

バザーやフリーマーケットはもちろん、雑貨屋さんに使い古しの木箱が“どうぞご自由に”と無造作に積み上げられているのを発見したり。

ご近所さんだけど、知らない家のガレージにずっと放置されている古い棚があるのを見つけたり。

そういう事です。

そして、そういう場所には、まだまだ人とのコミュニケーションがあって、以外に喜んでもらえたり、「実はこれもいらなくて…」と他にも頂く事になったり人とのつながりを感じる事ができるものなんですよ。

もちろん喜んでいただけたり、楽しい思いばかりではないかもしれませんが、失敗に懲りずに続けていると、人とのつながりが広がっていったり、他の人には「不要品」でも、あなたにとっての「必要品」を見つける目ができてくるのではないでしょうか。
 

■ 選ぶ力を養う

こういう事を続けていると、自然と普段のお買い物でも、

「これはどうしても必要なのか?」、「他に代用できるんじゃないか?」

「これと同じような物で、ちょっと古くて味があるのをリサイクルショップで見た気がする。」

とすぐに考えるクセがついてきます。

必要な物はネットで注文すれば、翌日には送ってきて、お金は口座から支払われます。

誰かに会わなくても買い物ができる世の中です。

そんな中、昔ながらの方法を調べて試してみたり、人とのやり取りが必要だったり、ちょっと時間がかかって面倒ではあります。

でも、何をどのように“選ぶ”かという、あなたの選ぶ力が重要で、それ自体に楽しみを感じられることって、本当の豊かな生活につながるんでは?と思います。

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