(392)新築やリフォーム時のシックハウス対策

外では元気なのに室内に入ると体が重くなったり、気分が悪くなることはありませんか?

今回は、シックハウス対策についてお話しします。

シックハウス症候群とは、新築やリフォームをした住居が原因で、住人の体調が悪くなることです。

具体的な症状として、のどの痛み、めまいや吐き気、頭痛などで、人によって異なります。

シックハウス症候群の定義は、はっきりとは定まっていないようです。

しかし、室内にいる時だけ症状が出たり、その場を離れると症状が和らぐという場合、シックハウス症候群と考えても良いかもしれません。

あなたの家に、一室だけ気分が悪くなる部屋はありませんか?

また、外では元気なのに室内に入ると体が重くなったり、気分が悪くなることはありませんか?

もし心当たりがあるのなら、医師や専門業者に相談した方が安心です。

もし心当たりがあるのなら、早めに対策を練るようにした方が良いかも

次は、シックハウス症候群の対策を急いだ方が良い理由についてお話しします。

シックハウス症候群は、症状が出やすい人と出にくい人がいます。

花粉症に置き換えて考えると分かりやすいかもしれませんね。

花粉に触れる機会が多い人、ストレスが溜まりやすく、抵抗力が弱い人などは、花粉症を発症しやすいといわれています。

そして、スギ花粉だけでなく、他の花粉に対する抵抗力も弱まっていく場合があります。

シックハウス症候群になる人は、他の化学物質にも敏感に反応しがちです。

これを『化学物質過敏症』というそうです。

そうなると、すれ違った人の煙草の煙で気分が悪くなるなど、些細なことで体調を崩してしまいます。

もし心当たりがあるのなら、早めに対策を練るようにした方が良いと思います。

化学物質過敏症って何?

そして、化学物質過敏症についてお話しします。

私の知人の奥さんは、妊娠中期からホームセンターに行けなくなったそうです。

長靴や手袋など、ゴム製品のニオイを嗅ぐと、指先や舌がしびれてめまいがする程らしいです。

幸い、出産後はそういった症状は出なくなりましたが、もともと化学物質に弱い体質なのかもしれません。

じつは、こういった症状は化学物質過敏症の初期症状といわれています。

化学物質過敏症は、目・鼻・口・耳などの感覚器だけでなく、循環器・消化器・神経など、全身に現れます。

あまりにたくさんの症状があるので、病院で別の病気だと診断されることが多いのです。

症状に合った薬をもらっても、原因を取り除かない限り完治することはありません。

また、日光アレルギー・寒冷アレルギー・アトピーなど、他のアレルギーを併発しやすくなります。

シックハウス症候群の原因

さてシックハウス症候群の原因って何なんでしょうか?主な原因は、壁材・床材・畳・断熱材・吸音材・・・・。

つまり、家づくりに使われるほとんどの材料ということになります。

ところが、これだけではありません。

家具や日用品も原因になります。

それらに含まれているVOC(揮発性有機化合物)と呼ばれる化学物質が揮発・拡散し、それを人間が吸引することによって発症します。

対策としては、VOCが含まれる材料を使用しないこと、十分に換気をすることが挙げられます。

ただ、化学物質過敏症を発症した場合、外の空気が原因で症状が現れることがあります。

家族を守るために、シックハウス対策を怠らないようにしましょう。

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