(393)新築時に、短所こそ事前に知っておきたい!

どんな家づくりをしても、捉え方によっては短所だと感じる部分がある

どんな家づくりをしても、捉え方によっては短所だと感じる部分があります。

例えば、高気密高断熱を追求した家は、部屋毎の温度の違いが少ないので、ヒートショックなどの健康被害が起こりにくくていいですよね。

しかし、断熱性を高めるためには、空気の漏れを少なくし、熱を伝えないことを重視します。

そのため、窓の大きさや数が制限されます。

また、24時間換気をつけっぱなしにしないと、人の呼吸などで空気が澱む感じもあります。

室内のニオイも残りやすくなります。

どの程度を良しとするかは、その家族によって違う

そんな住まい方を続けるうちに、家にいるだけで圧迫感や閉塞性を感じる人もいるかもしれません。

「窓を開けて、自然の空気を取り込みたい」

「広い窓から景色を楽しみたい」

というタイプの人は、ひょっとしたらストレスが段々と大きくなってくるかもしれません。

逆に、窓が大きくて解放感溢れる家なら、中の音が外に、外の音が中に聞こえやすくなります。

高気密高断熱の家より、寒くて暑い家になります。

どの程度を良しとするかは、その家族によって違います。

材料にも長所と短所がある

また、材料にも長所と短所があります。

安くてお手入れが簡単。でもシックハウスを引き起こす可能性がある。

高くてお手入れが面倒。でも健康に暮らせる・・・。

新築する人が知りたいのは、実は短所の方かもしれませんね。

そうすれば事前に対策ができるし、自分が希望する暮らし方を見つめ、選択基準を変えることもできるからです。


「こんなはずじゃなかった」 とイヤな思いをしないために

そして、一部の業者は長所しか伝えない場合もあります。

「短所を伝えるとお客さんが引くかもしれない…」と考えているからでしょうか。

このとき、自分の家づくりに筋が通っている業者は、その家づくりの長所と短所を伝えることができます。

包み隠さず話して、その家づくりに共感してくれたお客さんと一緒に新居をつくり上げていきます。

お客さんは事前に短所が分かっていますから、

「こんなはずじゃなかった」

とイヤな思いをしなくて済みます。

しかし、そうでない業者の場合、短所はなかなか口にできません。

そのような業者は、出来れば選択しない方が良いかもしれませんね。

施主の立場を考えた情報開示をどこまでできるか、というのは、業者選びの大切なポイントだと思います。

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