『最悪・さいあく・サイアク』

『最悪・さいあく・サイアク』

先日、お見舞いに行く母親を送っていった。その時の病院の待合室での話。

やたら「さいあく」を、大きめの声で連発する若い太ったお姉さんを見た。

 

漢字の「最悪」っていう感じではなく、ひらがなやカタカナの「さいあく、サイアク」っていう感じ。少し軽い感じでまるで息するように使う。

 

ジュースを買い間違えてサイアク、携帯のバッテリーが残り少なくなってサイアク、近く髪を切っていなくてサイアク・・・。僅か5分くらいの間に10回以上は、あれこれサイアクと吐きまくる。

 

ちなみにサイアク×10回以上。通常なら、とんでもない状況やな(苦笑)!


が、その後、少し静かになったので横目でチラッと見てみたら、美味そうにお菓子を無心に食っていた。

やはり、超軽めの「サイアク」みたいだった。

 

というわけで、「お姉さん、使い方をもう一回考えてみいや、ちょっとおかしいで!」と

自分の心の中だけで言ってみた。

 

どうして直接言わなかったのか?

それは、お姉さんが少し怖そうだったから・・・。