(182)家・土地の購入前にご近所さんを調べる方法

新しい住まいで生活をする時、多くの人が不安に感じるのが『ご近所付き合い』です。

そのため、気に入った土地を見つけた時、興信所にご近所さんのことを調べてもらう人がいるとか。

興信所は、いったいどんなふうに調べるんでしょうね。

なんか・・・、興味があります。^^

ところで、「土地購入前にご近所さんの人間性を知りたい」というのは、あなたに限らず、誰もが感じることだと思います。

時々、ご近所トラブルでの殺人事件の話も聞きます。

殺人にまで発展しなくても、日々のトラブルに苦しむ人は多いですからね。

そこで今日は、低コストでご近所さんの様子を探る方法についてお話します。

まず、欲しい土地があなたの住まいから近いのなら、朝・昼・夜・平日・休日と時間を変えて、散歩をして歩いてみましょう。

ご近所さんの洗濯物・車・自転車などから、だいたいの家族構成がわかります。

たくさん破れた障子をそのままにしている、庭が荒れている、というのなら、その家族のある程度の性格もわかります。

ガーデニングに凝っている様子なら、「その家の人が庭で過ごす時間は長いかも」と想像できます。

もしあなたが、「ご近所さんと必要以上に関わりたくない」と思っているのなら、後々苦痛に感じるようになるかもしれませんね。

あなたがそこを訪れた時、近隣の子どもが外で遊んでいたり、奥さんが家事やガーデニングで庭に出ていたら「この売り土地をとても気に入ったので、今検討しているのですが・・・」と、交通量・ゴミ出し・自治会のことなど、当たり障りのないことを聞いてみましょう。

一般的な家庭では、ご主人より奥さんの方が情報通な場合が多いので、ご主人に話しかけるのは賢明ではないかもしれませんね。

それに、あなたが女性なら、ご主人に話しかけることで奥さんに不信感を与えてしまうかもしれません。

この時、もし相手が話好きな人だったら、必要以上の情報を教えてくれます。

近所の人間関係を教えてくれることもあります。

ここで注意しておきたいのが、『個人情報を必要以上に深く尋ねない』ことです。

また、相手の言葉に誘われて、誰かの悪口を言わないようにすることも大切です。

でないと、あなたが『詮索好き』というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

「この人は、私のことを必ずほかのご近所さんに話すだろう」ということを心に留めて会話を進めるのが賢明かもしれませんね。

もし、それほどこまめに通うことができない場合、「まだ新築工事まで間があるのですが、そこの土地を買うことになったのでご挨拶に」と、手土産を持って訪問する方法もあります。

2?3件も訪ねれば十分ではないでしょうか。

この時、ペットが騒がしかったり、部屋の雑然とした様子が見えることもあります。

また、詮索好きな隣人が顔を出すこともあります。

(これは知人の実体験です。話に入ってきて、30分ほど解放してもらえなかったとか。^^;)

相手が余計な話を好まない様子なら、挨拶程度に留めてサッと引き上げましょう。

それはそれで、貴重な情報です。

転勤であちこちに住んだ経験がある知人の話によると、どの地域に住んでも、必ず2種類の人がいるそうです。

ウマが合う人、合わない人。

愛想のいい人、悪い人。

派閥を作って安心したい人、それを苦痛に感じる人など。

ですが、

    きちんと挨拶をする
    ゴミ出しなどのルールは厳守する
    人の悪口を言わない

といったことを心がけていれば、それほど気にする必要はなかったとか。

大切なのは、相手を好きになることではなく、相手を理解しようとする姿勢かもしれませんね。

もちろん、相手に気に入られようと無理をする必要もないかと思います。

今までに近隣トラブルを経験した人や、人間不信に苦しむ方は、特に新居での人間関係を不安に感じるようです。

もしあなたが不安を感じているなら、勇気を出して行動してみるのも良いかもしれません。

そして、ご近所さんと話をしたら、その土地のことをもっと好きになるかもしれませんね。

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