(249)これから先、こんな出費が・・・

■ こんな方法で予算を導き出していませんか?

・ 月々の支払いが、今の家賃と同じくらいになるように

・ ネットで試算した支払可能額から逆算する

一見、とても賢い手段に見えますね。現状の生活スタイルを維持するために、無理のない予算を追求するのは立派なことだと思います。

ただ、そこには落とし穴があります。

 

■ こんな費用が!

新築すると、定期的にメンテナンス費用が発生します。特に築10年を過ぎると大変です。

屋根・外壁などの大がかりなメンテナンスだけでなく、新築した時に購入した家電製品が、次々に寿命を迎えます。

 

また、年を重ねると、自分の体へのメンテナンス費用も必要になります。

サプリメント代や通院費など、健康維持のための費用は、意外と負担が大きいものです。

そういえば、ある女性誌の調査では、40代からエイジングケアのための費用が増加するそうです。

その金額は40代で1万円以上。60代になると2万円以上だとか。

 

事前に予算として組み込んでおかないと、なかなか捻出できない金額ですね・・・。

 

■ 巣立った子どもにかかる費用

自動車教習所の費用、車の購入費、一人暮らしに必要な資金、結婚費用、結婚祝い、孫の出産・入園・入学・進級祝い・・・。

子どもにとって、それが良いことか悪いことかは置いておくとして、気前の良い人は、このような出費を惜しみません。

 

人によっては、「ウチの子は家事が苦手だから・・・」と、頻繁に子どもの家に通って家事をします。その際の交通費や食材費もバカになりません。

 

あなたは、巣立ったお子さんとどのように関わりたいですか?そのために必要な資金を計算したことがありますか?

人生での大きな出費は、よく「住宅ローン」「教育費」「老後の生活費」だと言われます。

しかし、そのほかにも、あなたの家族ならではの出費もあるはず。

家づくりの予算を検討する時に、そういった出費も計画に入れておくと安心ですね。

 

■ 加齢による出費を減らしたい・・・

白髪、関節痛、神経痛、骨粗鬆症、高血圧などの持病、通院や買い物のためのバスやタクシーなどの交通費・・・。

高齢になると、これらの対策費が増えそうですね。

しかし、高齢者全員にこんな費用が発生するわけではありません。

 

・ 頭皮のマッサージをして血流を良くしたら白髪になりにくい

・ 食事に気をつければ、骨と骨の間のクッションの減りを抑えられる

・ 適度な運動や正しい食事で、骨粗鬆症になるリスクを減らせる

など、若いうちから健康と節約のためにできることはたくさんあります。

 

健康に年を重ねるため、特に重要なのは食事と運動です。家族の医療負担を抑えるため、こういったことも注意したいものです。

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