(208)これからのライフプランをどうしたいのですか?

■ 「だって貯金がないんだもん」

「貯金が増えないから、いつまでたっても家づくりができない」と、よく聞きます。

この低金利の時代、「増える」ことは期待できそうにありません。

「増やす」ことを意識してみませんか?
といっても、株やFXなど、リスクを伴う増やし方を勧めているわけではありませんよ。

選べる道は二つです。

    『今の収入』で貯金ができるよう、『暮し方』を変える
    『今の暮らし方』で貯金ができるよう、『収入』を変える

 

■ 今の生活スタイルでの、自分たちのこれからをチェック

まずはライフイベント表を書いてみましょう。

年号の右に、家族全員の年齢を書きます。その次はライフイベントです。

「中学入学」「車検」「車買換え」「定年」など。

「子どもの結婚」は、あなたの予想(希望?)する年でOKです。

次は予想される収入と支出。

昇給はありますか?

 子どもの成長とともに、食費や教育費は(ゾッとするほど)増えます。

そして最後に、年間貯蓄と貯蓄残高を書いて終わりです。

これを書くと、『今の生活スタイルでの』今後の家計が分かります。

「これじゃあ家なんて、いつになっても無理だよ・・・」

という結果になったのなら、あなたに質問してみたいと思います。

    『今の収入』で貯金ができるよう、『暮し方』を変える?
    『今の暮らし方』で貯金ができるよう、『収入』を変える?

 

■ 問題点を探してみましょう

「書く」という行為は、ただ目標を明確にするだけではないと思います。

問題点を探しやすいのです。

「今まで買っていた車のランクだと、次回は予算が足りない・・・」

「上の子の高校入学と、下の子の中学入学が重なる・・・」

問題点が探せたら、早めに対策を考えましょう。

この時、期限を決めたり、目標を書くなどして、やるべきことを明確にした方が、計画が立てやすくなります。

またそれは、家族の意識づけにも役立ちます。
 

■ 暮らし方も収入も変えたくない?

あなたが、暮し方も収入も変えたくないのなら、今以上のペースで貯金をするのは難しいかもしれませんね。

これからのライフプランをどうするのか、どうしたいのかをあなたはいつでも決められます。

決めたら、あとは問題点を一つ一つ解決していくだけ。

具体的に見ていくと、それぞれ対応策ってあるものかなと思います。

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