(207)住宅ローン審査のこと

■ 審査に通らない理由は?

審査基準は、それぞれの金融機関で異なります。

通らない理由としてよく言われるのが

    勤務年数・勤務形態
    ほかのローンの残高が多い
    年収に対しての返済比率が高すぎる
    団体信用生命保険に加入できない健康状態である
    完済する時の年齢が、基準を超えている

などというもの。

どれも納得いく理由かなとは思います。

でも、理由は他にもあるんですよ・・・。
 

■ クレジットカードを何枚持っていますか?

クレジットカードは、あなたが1回も使ったことがなくても、持っているだけでカウントされるようです。

カードには、それぞれに借入可能額がありますよね。

「もしカードで借入をしたら、住宅ローンを返せるかな?」と金融機関は不安になるのです。

普段から、必要最小限のカードに絞っておくと安心ですね。

ところであなたは、引き落とし口座の残高不足で、カード会社から通知が来たことがありますか?

残高が1円足りなくても引き落としはできませんよね。

その記録は、あなたの信頼性を調べる情報として一定期間残ります。

当の本人は、「通知が来た日に振り込んだから大丈夫」と考えたとしても、相手はそう思っていません。
 

■ 審査回数も記録されます

「A銀行で審査に通らなかったから、B銀行に行こう」

「えっ? ダメだったの? じゃあC銀行とD銀行に・・・」

と、審査を依頼したら、そのすべてが記録として残ります。

後から審査する金融機関は、当然ながら不信感を持ち、厳しく審査します。

一般的に3社までOKと言われますが、審査基準はいつ変わるか分かりません。

あなたに希望があれば、そこを最優先にするなど、申込前に対策を練っておくといいですね。

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