■ 光熱費の節約
暖房…「光熱費がかさむ」と思ってしまうのは私だけでしょうか?
いえいえ節約を日々心がけている主婦の方なら、誰でも気にする事でしょうね。
あなたはどうですか?
とはいっても朝起きてからや外出先から帰ると、節約を忘れて、ついつい暖房器具のスイッチに手が伸びてしまうのは私だけではないと思います。
■ 暮らしの中に定着したエコ
エコカーにエコキュート、エコたわし(知ってますか?)なんていうものもあります。
いろういろな公的公的優遇制度。
あなたも毎日のように“エコ”を耳にすると思います。
エコとは、エコロジーやエコノミーからきている言葉で、「環境にいい」という意味と「環境問題を解決する事で世界の経済の発展と安全で豊かな生活をおくれるように」という思いを込めての“エコ”なんですよね。
光熱費の節約は環境にも家計にもやさしい、まさしく“エコ”になるはずです。
では、一番エコと言える暖房方法って何でしょう?
■ まずは、暖房方式の種類。
種類についてまとめてみました。
【1】直接式と間接式
暖房は大きく分けると、直接ガスや石油を燃焼して空気を暖めるものと、水やオイルなどの媒介となるものを通して空気を暖めるものがあります。
効率的なのは当然ながら直接暖める方式ですが、安全面や快適性などを加味して考える必要があります。
【2】対流式と輻射式
エアコンやファンヒーターなど、ファンによって暖かい風を吹きだす「対流式」と、床暖房やオイルヒーターのように熱を放射する「輻射式」があります。
対流式はすばやく部屋を暖めることができますが、ホコリを舞い上げたり空気を乾燥させたりします。
また、風は意外に身体にストレスを与えます。断熱性・機密性の低い住まいの場合は、ファンも強力なものが必要となり、そのぶん知らずにストレスを受けていることになります。
その点、輻射式は心身に優しい暖房といえますが、温まるのに時間がかかります。
対流式と上手に組み合わせると良いでしょう。
【3】全体暖房と局所暖房
昔は、火鉢1つが暖房の全てというのが当たり前でした。
室内も多少温まりはしますが、「手焙り」という別名の通り、まさに近くに寄って、身体だけを暖める局所暖房だったと言えるでしょう。
住まいの性能が高気密・高断熱になり、全館空調になると局所暖房の必要性は薄れていきます。
しかし、高齢者のそばなど高めの温度設定が必要な場合や肌を露出する場所では、局所暖房を上手に活用すると良いでしょう。
いつもお話ししていますが、どんなことにもメリットとデメリットがあると思います。
あなたの生活、そして住まいに合った方法を探して頂ければと思います。
とはいっても、暖房方式ではピンとこない方が多かったでしょうか?
次回は方式ではなく、暖房器具それぞれの種類と、メリットデメリットを書いてみようと思います。
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