あまりたいした抵抗を感じないで自分の考え方を変える場合

*****************************************************************************

『われわれは、あまりたいした抵抗を感じないで自分の考え方を変える場合がよくある。
ところが、人から誤りを指摘されると、腹を立てて、意地を張る。
われわれは実にいいかげんな動機から、いろいろな信念を持つようになる。
だが、その信念をだれかが変えさせようととすると、われわれは、がむしゃらに反対する。
この場合、われわれが重視しているのは、明らかに、信念そのものではなく、危機にひんした自尊心なのである。
「わたしの」というなんでもないことばが、実は、人の世のなかでは、いちばんたいせつな言葉である。
このことばを正しくとらえることが、思慮分別のはじまりだ。』

 

カーネギー・人を動かす」P172より。

*****************************************************************************

いやぁ、参りました。おそらくこの通りかと思う。


再度・・・、


『「わたしの」というなんでもないことばが、実は、人の世のなかでは、いちばんたいせつな言葉である。このことばを正しくとらえることが、思慮分別のはじまりだ。』

 

ナイスだ。勉強になった。