1702　平屋のプランニングポイント

階段の上り下りがなく、天井も高くとることができ、開放感のある空間で過ごせる平屋はとても魅力的なものです。
プランニングにはいくつかポイントがあるのでご紹介しましょう。

一つめは通風について。

平屋建はあまり込み入った間取りにすると、壁が多くなり、それが妨げとなり風が通りにくくなってしまう傾向があります。
周囲環境をチェックし、建物の配置と平面計画は十分に配慮しましょう。

二つめは採光。

建物の中心部や北側など、直射光が得られない部屋や場所ができてしまいます。これらに間接的に光を採り入れる工夫をしましょう。
例えば、北側の部屋であれば、高い位置に窓を設けることで、安定した光を取り入れることができます。
建具の一部をガラスにすることも効果的です。またトップライトだと、どこでも光を取り入れることができておすすめです。
熱や結露に留意しつつ、活用しましょう。