家づくりが始まると、多くの人が悩むのが「どんなタイミングで現場に行こうか」ということです。
作業する人の労をねぎらいたいのはもちろんですが、作業の様子を知りたいんですよね。
そこで、お茶出しができる時間を見計らって行く人もいれば、仕事から帰る途中や週末に立ち寄る人もいます。
作業がどれくらい進んでいるか、何か問題が発生していないか、気になることはたくさんありますから。
■ 業者の取り組み
自分の家の施工が始まった時、あなたが現場の様子を知りたいと思うように、大工はあなたに現場の様子を伝えたいと思っています。
といっても、お互いの時間が合わないこともありますよね。
現場が遠方だと、施工中に数回しか行けないこともあるでしょう。
そこで、現場の様子を伝えたいと思っている業者は、
・ 好きな時間に現場の様子をネットでチェックできるようにする
・ 敷地内に大工と施主の交換ノートを置いておく
・ 定期的に、現場監督が現場の様子を電話で伝える
など、それぞれの方法で伝えるようにしているようです。
■ あなたの要望は？
自宅の家づくりが始まったら、あなたはどんな方法で現場の様子を知りたいですか？
希望する方法があれば、施工前に担当者に確認をとっておきましょう。
「ネットで見たいけど、他の人が見るのはイヤ」ということなら、パスワードを設けるのもいいでしょう。
「動画はいらない。写真だけメールで・・・」ということなら、定期的に画像を送ってもらうのもいいですね。
ただし、相手に負担になっては業務に支障が出ます。
負担を与えない範囲を知るには、業者に確認をするのが一番です。遠慮せず、聞いてみてください。
現場を見ると、「この部分を変更したい」と思うことがあるかもしれません。
もし費用がかからない変更（例：材料は一緒で位置の変更など）ではなく、追加費用が発生するような変更なら、書面に残しておかないと「あれはサービスだと思っていた」、「いや、そんなことは言っていない」といったトラブルになることがあります。
用心してくださいね。
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(259)現場の様子を知りたい！
