あなたは、太陽光発電を導入した人の『後悔の声』を耳にしたことはありますか?
例えば、年金生活者のAさん。
彼は、定年退職時に太陽光発電とオール電化を一緒に導入しました。
導入済みの息子さん夫婦の話や、業者の説明を聞いて、充分に検討した上で決心したんです。
・・・しかし、わずか数か月で後悔し始めました。
理由は電気代が増えたから。
確かに、オール電化は火を使わないので安心です。
でも日中に利用する電力が多いため、結果的に電気代が増えてしまいました。
息子さん夫婦は共働きで、日中の利用料が少なかったので、よりお得感があったのでしょう。
そのため、親切心で長所を強調して説明してしまいました。
業者のセールストークには、
「電気代が節約できますよ」
「当初10年間は、売電価格が2倍でお得ですよ」
「深夜電力は日中の3分の1ほどにまで下がりますよ」
などといったものがあります。
確かにどれも正しいのですが、すべてがあなたに当てはまるわけではありません。
今回は老夫婦のお宅でしたが、一人でも在宅していたら、日中も電気を使いますよね。
寒がりや暑がりの方は、よりエアコンを利用する機会が多いことでしょう。
Aさんの場合、屋根の補修は不要でしたが、電気代節約のために、冬はファンヒーターを併用しています。
満足できるような経済効果は得られないものの、設置した以上、外すわけにもいきません。
今は『環境にいいことをしている』と自分を納得させているようです。
業者によっては、メリットだけを強調してデメリットを教えない場合もあります。
地元の業者でない場合、売り逃げして、アフターフォローを一切しないケースもあるとか。
いずれにしても、決断するのはあなた自身です。
どんな目的で利用するのか。
どんな効果を得たいのか。
なぜ必要なのか。
それを十分に考えてから決めても遅くありませんよ。
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