わが家の近くのゴミステーションを観察していると、ゴミ出しを担当するご主人が多いことに気付きました。
早朝から深夜まで仕事に追われ、家事や育児を奥さんに任せっきりのご主人にとっては、貴重な『家事参加』なのだろうと微笑ましく思います。
ところで、そんなお父さんの家事参加について、興味深い調査があります。
日清ホールディングスが『お父さんの料理の実態』について調べたものです。
それによると、
お父さんの4人に1人は、家族のために週1回以上料理をする。
約3割ものお父さんが、家事・育児の一環として料理に取り組んでいる。
その理由の1位は「妻の家事・育児を助けるため」。
子どもと出掛ける頻度とお父さんが料理をする頻度は比例する。
お父さんが作るメニューは、簡単で早い『麺類』がダントツの1位。
ということらしいです。
ちなみに、お父さんが料理をすることが多いのは土曜日か日曜日。
中でも、土曜日の夕食を作る人が多いようです。
また、料理や育児に積極的に参加しているお父さんは、「自分は子どもに尊敬されている」と感じている人が多く、その度合いは料理の頻度と比例するとか。
料理が苦手なお父さんにとっては、家族に知られたくない調査結果かもしれませんね。
でも、彼らが作るメニューは、
1位・・・パスタ(38%)
2位・・・ラーメン・チャーハン(35%)
3位・・・カレー(33%)
と、一般的にはそれほど難しいものではないようです。
また、これらは子どもが好きなメニューなので、子どもからの好感度アップを狙えるお得なメニューです。
これなら気軽に挑戦できそうですね。
両親が料理する姿は、子育てにもいい影響を与えるそうです。
それに、家族が家事に協力的だと奥さんも助かりますよね。
あなたの新居のプランを練る時、大柄な方でも快適に動けるようなキッチンづくりを考えておくとご主人も楽しく挑戦できることでしょうね。
実際に、広めの作業台を設けたことがきっかけで、ソバ打ちに目覚めた男性もいますからね。
ご主人の定年後も、奥さんが一人で料理を作り続けるのは大きな負担です。
ですから、新居づくりや子どもの成長をきっかけに、ご主人の家事参加を増やす工夫をしてみてはどうでしょうか。
ただ、慣れない間は、床を濡らしたり片づけが不十分で、奥さんをイライラさせるかもしれません。
文句を言いたくなることもあるでしょうが、長い目で見てあげてくださればと思います。
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