155.屋根の形でずいぶんと建物の外観の印象が変わると思いますが、どう選んだらよいでしょう?

屋根は形によってそれぞれの役割と機能がある

 切妻屋根、寄棟屋根、方形屋根など屋根の形はいろいろあり、どの形が良いかは好みになってしまいますが、

屋根は形によってそれぞれの役割と機能があるので、場所はもちろん、それぞれの地域の気候条件などを考慮して形を決めていくことが大切です。

切妻屋根と寄棟屋根

例えば2方向に傾斜面がある切妻屋根。比較的丈夫で雨漏りしないのが大きな特徴です。

構造が単純で使う材料が少ないので、作業が早くメンテナンスも比較的安価と言えるでしょう。

4方向に傾斜面がある寄棟屋根は、切妻屋根よりコストが高くなりますが、雨量や雪量を分散させることができるだけでなく、風に対しての耐久性も高いのが大きな特徴です。