土地を利用する場合、住居、商業、工業など似たようなものが集まっていると、それぞれにあった環境が守られて効率的な活用ができます。
ところが、種類の異なる土地利用が混ざっていると、利便性が悪くなってしまいます。
そこで、都市計画では、住宅地、商業地、工業地などいくつかの種類に分類し、これを用途地域と定めているのです。
例えば、第一種低層住居専用地域では面積に関わらず店舗、飲食店は建築できません。
その他の住居系地域でも、店舗・飲食店建築について階数や面積の制限があるので、もし住居兼店舗のプランをお考えでしたら十分注意しましょう。
自分の土地がどの用途地域に属しているかを調べるには、市区町村役場(都市計画課やまちづくり課など)で都市計画図を閲覧する方法や、自治体によってはホームページ上から都市計画図を閲覧できるのでそれらをチェックするなどの方法があります。