専務ブログ

先日、読んだ本に「両価的葛藤」という言葉があった。
　少し転載しますと（下記　↓　）

『悩みや迷いの根底には、どちらを選ぶべきかというジレンマ（両価的葛藤）が、つきもの。この両価的葛藤こそ、悩みの本質とも言えるだろう。』

初めて聞く言葉だが、既になんか分かった気に おもいっきりなっている私。
この、直ぐに分かった気になるのが自分らしいと思う。

が、実際は、ほとんど分かっていなくてもだ。

でもこういう刺激は良いと思う、私のような忘れやすく足らん奴には・・・。

知り合いのオッサン重機オペレーターが、2～3歳の女の子に、

太鼓腹をぽんぽんと叩かれ、

「おなかに赤ちゃんがおるん？」と言われたそうだ。

にこにこしながら、嬉しそうに話していた。

なるほど、そりゃ嬉しいだろう。そしてその様子は想像しただけで可愛らしい。

で、、その後にオッサンは

「けど、もうちょっと腹ヘこまさんと、早死にするかなと思うんよ！」と私に言った。

私は、即レスで、「そりゃ死ぬな！」と答えておいた。

お客さんがご来社してくれた。
自分で言うのもなんですが、クソ田舎のダサイ親父のいる工務店にわざわざ来て下さるっていうことが、とにかくありがたいわけです。

ウチの場合、滅多に来ないお客さんが来てくれるので、つい「お客さんは家が欲しいと思っている」と思ってしまいがちになることも多い（苦笑）。

が、お話してみると、本当に欲しいのは『家』ではなく新居での『生活』である場合がほとんどだ。
だから、生活に焦点を合わせてお話しせんと、せっかく来て頂いた意味がないし、的外れなことも言ってしまう。

そういうわけで『話を聞き切る』ということに全力でいかんとな！とよく思っています。

聞き切ってもらった側の満足度や、聞き切った側のやった感を考えると、努力する価値は十分にあると思うな。
一番身近な家族の間でもそうだろう。

と偉そうなことを言いながら、よく失敗している。特に家庭では・・・。

滅多に行かないんだが、先日の夕刻にショッピングセンターに家族で出かけた。

で、その時なぜか若いお姉さんからチラッチラッの視線を感じた。おっ！えへへへ～♪

「私も捨てたもんじゃないな！やるじゃないか！」と瞬間　鼻の穴が膨らみ正体を無くしかけた。

が、実は横に息子が座っていたからだった（爆）。

「ケッ！」と思ったが、まあ良い。これが現実だ。

お姉さんから見られもしない息子っていうのも、父親として少し残念な気もするので、ホッとするところもある。

が、お前も30年も経てば私と同じになるはずだ。諸行無情なり。

そう言えば、20歳代の時によく通ったスナックのママさんに言われたことがある。

「あんたらの歳なら、安いもんでも女子は喜び振り向いてくれるけど、歳食ったらプレゼントは不動産・例えばマンションになるよ！ギャハハハー」

今、本当に分かった。

私はプレゼントに不動産が必要な年齢ってことである。

ちなみに所有不動産だが、絶対に宅地にならん形の悪い農地と、どこにあるかわからなくて自分では行けない山林ならある（苦笑）。

実に弱いな・・・。

今日の夕方、販売店の方と話していたが、非常に印象に残る言葉があった。

私らのように当事者（工務店）ではなく、ちょっと離れたところからの視点ね。

「今も生き残り、きっちり成果を出されている工務店さんというのは、５年前から今まで、自分のビジネスモデルに一貫性があるところです。その道一本、という感じですね。」

「停滞しているところは、アッチにふらふら　コッチにふらふらのような感じがしますね。もし工務店さんが、仕事に行き詰っていると感じているなら、そんなところにも原因があるのかもしれませんね。」

なるほどな、たぶん合っているなと思うな。

たしかにそうかもしれん。

今一度、自分の目指すゴール・目標を決めて、一点集中でその的に弓を射る。

そういう気持ちで仕事を組み立ててみんとあかんな。

案外簡単に変化が現れるかもしれんな。

かもしれんな（ニヤリ）。

同年代の知人が私に話した。

「ワシの連れには偉いさんは一人もおらん。しかも勉強が出来んバカばかりじゃ！！！」

ほんま、ニコニコしながら話してくれた。

この知人は幸せなんだろうな！と感じた。

今度どれくらいバカなんか聞きたいと思った（笑）。

駆け出しのころから、もうそうなったかのように振る舞える資質！！！

そうか、良い結果をもたらす大きなポイントは「はったり」にあるのか！　もしくは「演じる」と良いらしい。

「はったり」が良いのは、金も才能も関係なく、今すぐできることやな（笑）。

幾つになっても『駆け出し』の気分で！

というわけで、明日からやってみるかな。

自分の意見・考えにしがみついてしまう時がたまにある（苦笑）。
まるで、世の中が自分の考え・意見でまわっているかのように（爆）。自分の考えを正当化しているということか。

が、あとで思うと、この考え・意見に永遠はないな。
まるで冬が終わって春がくるように・・・。
実は、こんな場合がわりと多いわけだ。

歳食ってくると、自分に対し意見してくれる人が少なくなってくるような気がするので要注意やな。
いつも新しい考えや意見を受け入れる「素直さ」は忘れたらあかんと！！！

「素直」なのは、やっぱり可愛いだろうと思う。
たとえそれが おっさんでも（笑）。

おっ、これはスゴイ。今すぐ出来るぞ（嬉）。

【純粋な関心を示してよく聞くコツ】

それは、話しているときに自分のことを考えないこと。
次、何をしゃべろうかと考えてると、聞いているようで聞けていない。
要するに、大事な部分が全部抜けて行っている。
↓
相手は表面だけしか聞きとっていないことを感じる。
どんなに親切に接していても、純粋な関心を示しているかどうかは感じ取る。
↓
だから、相手が話し始めたら、途中でさえぎってはいけない。
自分のことは一旦横において、頭を空っぽにしてただただ聞く。

なるほどだ。わかりやすい！！！

ところで、家族相手に試そうと思ったらレクバレーにいっているので無理だった。

というわけで、今のうちに寝てやろう。
おやすみなさい

これはスゴイな。なるほどだ。今夜はP32。

『人はその欲するところに従って行動するときにのみ、労力と時間を惜しまずに動くものである。』

ちなみにこんな解説が・・・。

どんな場合にもあてはまるこの法則は、他のあらゆる人間関係の諸法則に勝る最高最上の法則である。

過去・現在・未来を通じて、この法則は不変である。

文明社会における他のありとあらゆる法則のうえに、「法則第1条」として、大きく浮かび上がっているものこそ、これなのだ！

たしかにだ。

で、スゴイと思ったこの法則を

どう自分（私）が応用するのが大きな課題だな。