戯言
時速50キロのところを30キロ。
今朝は急いでいるのもあり、実はかなりイラッときた。追い抜こうと思ったが、タイミングが合わずなかなか実行できない。
結局ため息つきながら10分程度、その走行にお付き合いした。で、目的地に着く直前に3台全部が右折して私の前から消えた。
その時のなんとも言えない爽快感。最高だった。
つまり私の悩みは、いつもこんなもんだということだ(笑)。
「楽しめ!」と言われても、やはり楽しくない時がある。
嫌でたまらないことをする時に、「楽しめ!」と言われても、上っ面で装えても、実はキツイ。
家族で健康ランドに行って、風呂入って、マッサージして、焼肉食って、酒たらふく飲んで、寝る方が楽しい。
当り前やな。
まあ、これと較べちゃあかんが。
が、嫌なことでも、ある程度(超短い時間など)は一生懸命は出来る気がする。
小さい子供が、なんであんなに楽しそうなのか?それは何でも一生懸命にするから・・・らしい。
つまり、「一生懸命するのは、実は楽しいこと」ってことのようだ。
だから、「一生懸命にね!」のほうがしっくりくる。
なるほど、いい歳こいてやっと実感(笑)。
『最悪・さいあく・サイアク』
先日、お見舞いに行く母親を送っていった。その時の病院の待合室での話。
やたら「さいあく」を、大きめの声で連発する若い太ったお姉さんを見た。
漢字の「最悪」っていう感じではなく、ひらがなやカタカナの「さいあく、サイアク」っていう感じ。少し軽い感じでまるで息するように使う。
ジュースを買い間違えてサイアク、携帯のバッテリーが残り少なくなってサイアク、近く髪を切っていなくてサイアク・・・。僅か5分くらいの間に10回以上は、あれこれサイアクと吐きまくる。
ちなみにサイアク×10回以上。通常なら、とんでもない状況やな(苦笑)!
が、その後、少し静かになったので横目でチラッと見てみたら、美味そうにお菓子を無心に食っていた。
やはり、超軽めの「サイアク」みたいだった。
というわけで、「お姉さん、使い方をもう一回考えてみいや、ちょっとおかしいで!」と
自分の心の中だけで言ってみた。
どうして直接言わなかったのか?
それは、お姉さんが少し怖そうだったから・・・。
先日、小学生の男の子(低学年)が、自転車で疾走しながら叫んでいるのを目撃。
「○んこ~」、「びちびち~」とか言っていた。
実に楽しそうに!気持ちよさそうに!
実は、私も叫びたくなった。
が、この歳になると僅かながらも背負っているものがあるので、思いとどまる。