ベッドの上でゴロゴロしたり、読書や日記を書くのは、リビングでくつろぐのとは一味違う安らぎがあります。
例えば、西欧の貴族の館で見かける天蓋付きベッド。四方を囲まれる状態が心地よいのか、日本でも平安時代の貴族は御帳台という床から一段上の四方を帳(とばり)で囲んだ小部屋に寝ていました。
そんなことからも、寝る時は案外狭い場所が落ち着くものかもしれません。
ベッドメイキング作業がやりやすいスペースを確保することは必要ですが、「適度な狭さ」を考慮してみるのも一つの方法です。
また、心地よいというだけでなく、寝室を狭くすることで冷暖房効率が上がるという利点もあります。