まったく音の無い「無響室」に入ると、人間は心身共に不安定に陥ってしまうと言います。
心地良く暮らすためには、かすかに流れる音楽や、料理をする音、書類を整理する時に出る紙の音などの生活音が必要のようです。
でも虫の居所が悪かったりすると、そんな生活音がストレスのもとになったりするのも事実。
そうならないためには、音を少しずつ拡散させたり吸音させたりする工夫が必要になってきます。
例えば、室内に角や天井の傾斜などで凸凹を作る、壁や天井に表面がザラザラした素材を使うなどすると、音が拡散、吸音されます。
その他ソファやカーテン、ラグマットの使用でも音が和らぎます。