1403 窓の高さと位置

窓は、一般的に掃き出し窓（窓の下枠が床面の高さにある大型の窓）、腰窓（腰の高さにある窓）、小窓の3種類に大別されています。

窓の大きな役目は光と風を通すことですが、都市部などでは隣家が近く、視線にさらされるなど、どこにでも設置できるというものではありません。

視線を遮りつつ、採光や通風に適した位置を探った結果、天井付近（高窓）や床付近（地窓）になることも多々あります。

風や空気は、低いところから高いところへ流れる性質があるので、高い位置に窓を設けることで、天井付近にたまった室内の熱気を逃すことができます。

対面する双方向に窓を設けることも、通風を促す良い方法です。壁に設置する窓では採光・通風がうまくいかない場合には、天窓も有効な手段です。

環境とライフスタイルに合った位置に窓を設置するかどうかで、日々の暮らしに差が出ると言えるでしょう。

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