できるだけコストを抑えて良い住宅を建てたいと、多くの施主が思うことでしょう。
しかし住宅にも適正な価格が存在します。
過剰な装飾や無駄な工程を省くことは大切ですが、コスト削減だけを目的としてしまうと「安かろう悪かろう」という家になってしまいます。
何より大切な安全かつ快適な家を実現するための基本性能がおろそかになる可能性があります。
ローコスト住宅を作るためにはしっかりした基本性能を確保し、無駄なコストを抑えるよう計画に臨むことが大切でしょう。
シンプルなプランにする、多くの素材を使わない、要望の整理をする（場合によっては割り切る）、できることは自分でする、ローコスト住宅に実績のある建築士や工務店を選ぶなどの工夫が予算を抑えることにつながります。
また、建築士や工務店に要望を伝えるだけの人任せにせず、施主自ら信頼関係を築く努力をすることも大切です。
