1812 寒さに強い住まい

家の計画の段階で寒さ対策に気を配るのが大切

室内の温暖差が少なくなる工夫

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寒いのはとにかく苦手!という場合、計画の段階で寒さ対策に気を配るのが大切です。

まずは暖房設備。南側に大きな開口部を設け冬の日差しを多く取り入れたり、輻射熱を利用した床暖房など住まい全体をやわらかく温めてくれて室内の温暖差が少なくなる工夫をしましょう。

また、室内で暖まった空気が冷たい外気に触れると結露が発生します。

結露は住まいの傷みの原因にもなるので、発生する水分を抑えることが重要です。

窓が建物内でもっとも熱が逃げやすい部分なので、樹脂素材の窓枠や性能の高いガラスを選ぶとよいでしょう。

最近の住まいは隙間が無く、高気密に作られています。
これは室内の汚れた空気を排出するための換気が必要だということ。

1時間に0.5回という建築基準法で定められた換気を確保すると同時に、せっかくの熱を逃がさない換気システム作りが必要です。