早速ですが、阪神淡路大震災の時、死者の92%が、地震発生から14分以内に亡くなっていたことを御存知ですか?
原因のほとんどが、建物の倒壊による圧死や窒息死です。
この時、木造住宅よりプレハブの方が残っていたらしく、「地震にはプレハブの方が安全」という印象を、世間に与えてしまったようです。
当時の新聞でも、そう報じられたようです。
でも実際は、耐震性の弱い古い家屋が多かっただけなんです。
あの時、木造住宅の良さを知る業者たちは、誤った情報を止められず、それはそれは悔しい思いをしたとのことです。
阪神淡路大震災を境に、建物の耐震性は格段に向上しました。
ただ、築年数の古い家は、まだたくさんあります。
地域によっては、土地の液状化が心配されるところもあります。
そんなところを狙って、悪徳業者はセールスにやってきます。
人は、自分が不安に感じている部分を指摘されたら、つい反応してしまうものです。
そんな時は、すぐに契約なんかしないでください。
あなたの家を建てた業者か、地元で長く営業している業者に、本当に補修する必要があるのかを、まず相談して下さい。
残念なことに、人の不安に付け込むような業者は、いつの時代にもいます。
どうか、あなたも気をつけて下さいね。
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