施主完成検査を終えると、「早くここで暮らしたいな」とワクワクしますよね。ですが、もう少し待ってください。
あなたは、カーテンや照明のコストを減らすために
自分で設置する
施工業者以外の格安業者に依頼する
といった方法を考えていませんか?
その場合、作業できるのは引渡しを受けてからになります。なぜならば、引渡しまでの建物や土地の管理責任が施工業者にあるからです。
施工業者がいない間に、ほかの業者が出入りすると、責任の所在が曖昧になりますよね。
そんなことは、あなたも望んでいないはずです。
ただ、どうしても引渡し前に他の業者に作業してもらいたいなら、施工業者と話し合ってください。そうしたら、現場監督などが立ち会うことを条件に許可してくれるかもしれません。
それから外構工事を依頼する時に、特に気をつけて欲しいことがあります。それは、『住んでから工事が始まると不便が多い』ということです。
カーポートが完成するまでは駐車スペースがない
工事中のホコリや音を防ぐため、窓を開けられない
出勤・登校・買い物など、生活パターンが筒抜けなので、防犯面が心配
といった、さまざまな問題が出てきます。
カーポートだけでなく、庭全体に手を加える場合、道路から玄関にたどり着くだけでも一苦労です。また、悪天候が続くと工期が延びることも計算しておかないといけません。
雨でコンクリートが乾かなかったり作業ができない場合、工期が1?2週間遅れることは、よくあることです。
ですから、外構工事を依頼する時には、できるだけ工程表をもらい、しっかり確認してください。そして、全ての工事が終わってから住み始めたいのなら、余裕を持って引越し日を決めてみましょう。
ただ、住んでいる時に工事が入ると、テラスの取り付け位置など、細かなことを話し合いながら作り上げられるという利点もあります。
万が一、建物に傷をつけられた時も、あなたが責任の所在を明らかにできます。(もちろん、ごまかすような業者に依頼してはいけないのですが・・・)
引越しのタイミングは、簡単なようで難しい問題です。家族の意見も聞き、一番いい時期を見つけてくださいね。
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