(374)評価方法で住宅の価値が変わる

住宅の価値、日本はどんどん評価が下がる

評価方法で住宅の価値が変わる

今の評価方法は、木造の戸建て住宅は、約20年で価値がゼロになるような評価方法が慣習化されているといいます。

一方、アメリカではリフォーム投資なども資産評価に反映される仕組みになっています。
そのため、日本のようにどんどん評価が下がるようなことはありません。

ちょっと羨ましいですね。

住み替えることが難しく苦しんでいる高齢者

高齢になり、身体が思うように動かなくなると、庭の草抜きや日々の掃除が難しくなります。

年金生活のため、定期的なメンテナンスなどに充てられる予算が無くなります。

車の運転が困難になると、買い物に行くことすらできません。

そのため、

「車が無くても不自由しない場所に住みたい」
「小さな中古住宅に住み替えたい」
「家賃が安い公営住宅で暮らしたい」

と願う高齢者は多いのです。

しかし、長年住んだ家の評価額が低いと、金融資産が無い人は、暮らしやすい環境に住み替えることが難しくなります。

国の建物の評価方針

国は、建物の評価方法を改善し、担保価値を国が認定し、住宅が資産として適正に取引されるようにしたいと考えています。

築年数にこだわらず、メンテナンスの状態をチェックし、使用価値に基づいた評価にするということです。

そのために一番大切なのは、外観や設備ではなく『基礎・躯体』です。

基礎や躯体の性能が劣っていては、安心して暮らすことができません。

設備や外観が良くても、安全でない家など意味がありませんからね。

新築時に基礎や躯体部分にこだわることは、将来の生活の安定にもつながります。

大切なことだと思います。
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