(333)新築時にウッドデッキを失敗する理由

エクステリアの中でも、ウッドデッキの人気は際立っている

最近、ウッドデッキをよく目にするようになりました。

聞く所によると、ウッドデッキの出荷量は毎年増える一方。
エクステリアの中でも、オーニングとウッドデッキの人気は際立っているようです。

もしかすると、あなたも「新築したらウッドデッキを・・・」と考えたことがあるかもしれませんね。

ウッドデッキづくりで失敗する一番の理由は何?

ところで、ウッドデッキづくりで失敗する一番の理由は何だと思いますか?
答えは『利用目的をはっきりさせないまま設置すること』です。
利用人数や利用目的をはっきりさせると、ウッドデッキに求められる材質、広さ、大きさなどが見えてきます。

バーベキューをしたいなら、キズがつきにくくて掃除しやすい床がいいですよね。
ペットやお子さんの遊び場にしたいなら、夏の照り返しや安全性は特に重視したいですよね。

そんなふうに、あれこれイメージしてみてください。

ウッドデッキの湿気対策

さて、次に気をつけたいのが湿気対策です。
ウッドデッキは、当然ながら1年中外に出しっぱなしです。
木材ですから、腐朽などの劣化を免れることはできません。

長く使うためには、耐久性が高い木材を選ぶのはもちろんですが、床下の湿気対策を考えることも大切です。

たまに見かけるのが、何の対策もしていない土だけの床下。
これでは、下からの湿気をまともに受けてしまいます。それに、雑草を抜くのも大変です。
雑草対策として、せめて防草シートだけでも敷いておきたいものです。

ちなみに、専門業者のオススメは『ベタ基礎』のようです。
ベタ基礎は、湿気対策だけでなく、安定性の面からも安心です。

ただ、この時、適度な勾配をつけて、余計な水分が溜まらないようにするのが大切です。

ウッドデッキをつくるとしたら、誰に依頼したい?

ところで、あなたの家にウッドデッキを設けるとしたら、誰に依頼したいと思いますか?

家づくりを依頼する業者さん?
ホームセンターや何でも屋さん?
ガーデニングの専門業者?
ウッドデッキの専門業者?

一般の人から『プロ』として見える人でも、その技量はバラバラです。
業者選びに迷ったら、保証期間を参考にしてみましょう。施工に自信を持っている業者は、長期保証をつけています。
このあたりを参考にしてみるのも良いかもしれません。

巷には、いろんな金額で、いろんな素材のウッドデッキが売られています。どの金額にも、どの素材にも、それぞれに理由があります。

大切なのは、自分がウッドデッキに何を求めていて、どれくらいの期間、どう使うかをはっきりさせておくことかなと思います。