(316)新築の時、便利を求めて不便に?

困るのがコンセントの位置や数と収納スペースの確保

ほとんどの家庭のキッチンにありそうなのが、炊飯器・電子レンジ・オーブントースター。ホットプレートも多そうですね。
大阪辺りなら、たこ焼き器は必需品でしょう。

そのほかに、あなたの家にはどんな調理家電がありますか?
アイスクリームメーカー、フライヤー、コーヒーミル、保温専用ジャー、温泉たまご器・・・。
そういえば、最近はノンフライヤーが人気のようです。

調理家電は、次から次に便利なものが出てきます。
使う時は便利ですが、困るのがコンセントの位置や数と収納スペースの確保。

新築すると、一般的に収納スペースが多くなるのですが・・・

「まだ入るから」ということで、安心してモノを増やせます。

ですが、調理家電を使いこなすために家事が複雑になったり、余計な仕事が増えてしまうこともあります。

「ラクをするために調理家電を買ったのに、自分しか取り扱えなかったり洗いものが増えたりで、逆に大変になっちゃった」というパターンです。

それに、使うたびに収納スペースから出し入れする手間や、使ったら使っただけ電気代が増えるのも困りもの。

家事の簡素化について、一度考えてみましょう。

もし、あなたがそんな状態なら、家事の簡素化について、一度考えてみましょう。

震災後、聞いたことがあるのが、東京都あきる野市に住んでいる節約主婦の話。

1か月の電気代は500円程度で、被災者に冷蔵庫を寄贈してからは、家には冷蔵庫がないそうです。
必要な魚や肉は当日買う、冷蔵しないといけない食品は買わない、といったことを心がけているので、冷蔵庫がなくても問題ないんだとか。

また、野菜は特売でまとめ買いするのではなく、必要な分だけ買うそうです。
そして余った野菜は、干したり漬物にしたり。

新築をして共働きになる家庭も多いので、そこまでしたほうがいいとは言えません。
正直なところ、私の家庭では無理です(苦笑)。

ただ、あなたの家のキッチンには、無くても困らないものはありませんか?」というのはお伝えしたいと思います。

キッチンは、モノが増えやすい場所です。
便利だと思って買ったものが不便を招くかもしれません。

本当に必要なものはどれくらいあるのか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
スッキリとしたキッチンは、動きやすいし掃除もしやすいですよ。