(25)本当の「注文住宅」って?

【本当の「注文住宅」って?】

あなたは、「注文住宅」という言葉に、どんなイメージを持っていますか?

ハウスメーカーの営業マンさんは、よく「当社は注文住宅を建てています」と売り込んでこられるそうです。でも実際に家づくりを始めると、「それは無理です」、「それはできません」と言われるシーンが多々あるようです。

それは、やり方や材料に制限があるからです。数多くの営業所を効率よく維持管理するには、ある程度の制限が必要になります。そこで、ハウスメーカーでは『標準プラン』を用意しています。そして、それをある程度アレンジできる『オプション』も用意しています。

その範囲の中で、できることは頑張ってくれるのですが、範囲外のことは「できません」、「できることはできますが、ちょっと高くつきますよ」と言って、あきらめさせることがあるそうです。

そういえば、私の知人も、そう言われた経験があるそうです。「それより、こちらのプランの方がいいですよ」と別の提案をされたとか。

知人によると、「『いい』というのは、私の家族にとっていいということではなく『自社にとって都合がいい』と言っているように聞こえました」とのこと。もちろん、そのハウスメーカーでは建てませんでした。

一方、工務店や設計事務所の場合、得意分野はあっても、『標準プラン』というガチガチのモノはないので、注文住宅が当たり前です。もちろん、能力不足などで対応できない場合はあるでしょう。でも、お客さんの要望を叶えるのが大前提なので、本当の注文住宅を建てたいのなら、こちらを選ぶことをお勧めします。

自然素材を使った家づくりを考えている方なら、特にそうですね。

ただ、そのためには十分な打ち合わせが必要になります。

あなたの家族の生活スタイルや考え方を言わないといけません。うわべだけの会話では、あなたの思いを汲みとれないこともありますからね。ですから、そういったことに抵抗を感じるのなら、思うような家づくりはできないかもしれません。

でも、そこを乗り越えたら、あなたと家族の生活に合った、本当に納得のできる注文住宅を建てられるのではないでしょうか。

 アドレス登録だけで毎週1回、このブログの最新記事が届きます。よろしければどうぞ! 【>>> imai-メルマガ】