(217)袖を通した部屋着や外出着の収納場所は?

花粉の時期、いつも困るのが外出着の置き場。寒い時期、いつも困るのが、フリースやハンテンなどの部屋着の置き場。

(夏は何も考えずに洗濯しているので、一番気楽な季節かも^^)

あなたの新居では、外出着や部屋着はどこにしまいますか?

気にならない人は、洗濯した衣類と同じ場所に使った部屋着を収納しているらしいのですが、「私には、それはちょっと・・・。」という方も多いかもしれないですね。

家族の中でも意見が分かれるところでしょうから、考え始めると難しいですね・・・。
 

■ きれいな玄関に積まれた外出着

とてもセンスの良い知人がいます。

手ごろな値段で工夫するのが得意で、いつも感心させられています。

その知人のセンスは家づくりの際にも発揮され、住み心地が良いオシャレな家に仕上がりました。

しかし、知人には1つだけ後悔していることがあります。

それは、外出着の収納スペースが少なかったこと。

履物の収納はたっぷりあるのですが、外出着の収納スペースは、ほんの少しだけです。

ですから、寒くなるとコートハンガーを玄関に持ってきて、クローゼットに入らない外出着をかけているそうです。

「みっともないけどしょうがないし」と、知人は少し諦め顔です。
 

■ 部屋着を脱ぐのはいつ、どこで?

冬に暖かい部屋着を脱ぐのは、外出時か就寝時。

あとは、ちょっと暖かくなった時くらいでしょうか。

もし、着替えるのも寝るのも自室なら、部屋着を脱ぐのも自室だけですよね。

それなら、部屋着の保管場所は自室に設けるとラクです。

クローゼットの片隅に吊るすのもよし、ハンガーパイプを買って、部屋の片隅に掛けておくのもよし。

作業動線を増やさないで片付けられる場所を確保するのがコツです。

「外出する時も洗面所で着替えます」というのなら、洗面所に収納できるとラクですね。

動線を増やすと「後で片付けよう」となり、片付けるまでの間は散らかった状態になります。

そうならないようにするには、脱ぎ着する場所を保管場所にするのが一番です。
 

■ できるだけ動線をイメージしながら考える

間取りを考えるときは、どれだけ具体的にイメージができるかが勝負です。

晴れの日、雨の日、暑い日、寒い日、荷物が多い日、来客が訪れた日・・・

いろんなことを想像しながら動線を考えてみましょう。

一人で想像するより、家族で想像した方が楽しいし、自分が見落としていた視点を発見できるかもしれません。

図面の上で想像するもよし、部屋の中でパントマイムをしながら想像するもよし。

そうすることで、あなたの家にぴったりのアイデアが浮かぶことでしょう。

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