(133)家族で家の探検をしませんか?

■ 目を閉じて家の中を歩けますか?

あなたの家の中を探検してみましょう。

「階段って、何段あったかな?」

「ドアノブがこの辺にあったはず・・・」

目を閉じて歩くと、我が家なのにスタスタ歩けません。

床に何も無ければ安心ですが、地震で物が散乱していたら・・・。

もし停電したら、危険で歩けませんよね。
 

■ 高い所に物を置かない。

地震の時、高い所に置いたものは凶器になります。

ぬいぐるみなどの軽いものならまだしも、本やガラス製品などが頭上から落ちてきたら?

高い所まで収納スペースを作ると、それだけ危険が増えます。

ウォークインクローゼットや押し入れをフル活用すると、部屋が片付くだけでなく、万が一の時の危険を減らせます。
 

■ 作りつけ家具は倒れない。

当然ですが、作りつけの家具は倒れません。これはかなり大切なことです。

なぜなら、地震の時、家具が倒れてケガをしたり、逃げ道を確保できなくなる場合があるからです。

作りつけの家具に扉が付いていたら、安全性はさらに高まります。

最近のキッチンの吊り戸棚には、耐震ラッチが付いています。一定以上の揺れを感知した途端、扉が開かなくなるものです。

これなら、物が落ちてこないので安心ですね。

また、作りつけの場合、収納してあるものにも被害が少ないんです。

食器棚を作りつけにした家では、食器が少ししか割れなかったとか。

作りつけ家具は、置き家具より割高ですが、安全を確保できます。家づくりの際の参考にして下さいね。
 

■ 置き家具の耐震策は?

ホームセンターには、多くの耐震グッズがあります。

転倒防止器具、粘着マット、ガラス飛散防止フィルムなどなど。これらは、インターネットでも販売されています。
 

■ 非常持ち出し袋はありますか?

「準備しないといけないよね」と分かっていながらも、なかなか準備できないのが非常持ち出し袋。

結構な金額になるし、収納場所にも困ります。

我が家では、出番が減ったリュックに詰めて、玄関と押し入れの2カ所に置いています。

アメやお菓子も入っているので、賞味期限が近付いたら食べようと、子供達が狙っているんです。
 

■ 箇条書きにしてみましょう。

お父さん・お母さん・子供の視点は、それぞれ違います。

みんなの目で見ることで、家の中の危険を減らせます。

「ここは危ないよね」と思ったところを箇条書きにして、解決したものから消していきましょう。

これは、定期的な行事にしてもいいかもしれませんね。

「この片づけ方にはこんな意味がある」と、家族が理解していれば、片付ける習慣ができてきます。

お母さんのストレスも減らせますよ!
 

■ 世界の10%!

世界中で発生する地震のうち、10%が日本で発生していると聞いたことがあります。

今は、地下活動が活発になる周期に入っており、いつもより地震が発生しやすいんだとか。

「家族を守るために、自分に何ができる?」

これは、常に意識しておいた方が良さそうですね。

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