(110)省エネにつながる暖房器具の選び方

暖房器具の選び方についてです。

それでは暖房器具を選択する上で、暮らしの中でどのようなシーン・ニーズがあり、それぞれどのような暖房が適しているのでしょうか。
 

■ 用途別選択

    広い部屋を暖めたい
    部分的に暖めたい
    すぐに暖かくしたい

…など、まず目的をしっかり把握してはいかがでしょうか。その目的と暖房器具の特徴が合うものを選ぶのが大切と思います。
 

■ 快適にすごしたい

快適とは具体的にどういう状態のことなのでしょうか?

住居域の快適性を表す要素は、温度・湿度・清浄度・気流、の4つの要素で構成されているそうです。

この4つの要素と、それぞれ、暑がりや寒がりという個人差も合わせて考えると、

(明確な基準は表しにくいのですが、冬は室温22度湿度40%が大体の基準のようです。

この範囲を大きく外れると不快感が生じる・・・と。

これに、空気を汚さない、部屋や家全体の温度が均一、気流を発生しない、なども合わせて考えると、より快適になるそうです。

あなたが、どれを最優先するかを考えてみるのも良いかもしれません。
 

■ 安全面を考えた選択

高齢者や子ども、ペットの安全のためには、石油ストーブやガスストーブなどの、

    直接火を燃やすもの
    器具が熱を帯びるもの
    転倒の危険のあるもの

は、避けた方がよいかと思います。

最近また注目されている湯たんぽやあんかも、低温やけどの危険もあるので、寝る前に布団を十分に暖めておいて、寝るときには外すなど、注意して使って頂ければと思います。
 

■ 今すぐできる省エネ

毎日寒さが厳しい時は、あなたのお宅でも暖房器具を使っていると思います。

今すぐできる省エネの方法を1つ。

夏のクーラーと同じく、暖房も必要以上の温度設定は電気の無駄遣いになります。

暖めすぎると健康にも良くありませんから、設定温度をチェックしてみてください。

暖房の設定温度を2℃下げると、10%の省エネにつながるようです。

次の機会では暖房器具それぞれについて、効率的な使い方などをお伝えしてみたいと思います。

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