(391)住宅ローンの返済負担率って?

住宅ローンの返済期間は30年前後。何を目安に返済額を決めますか?

住宅ローンの返済負担率って?

家電や車をローンで買う時、何を目安に返済額を決めますか?

「毎月自由になるお金が○万円あるから、その中から△万円を返済に充てよう」

という感じでしょうか?

数年で返済が終わる場合、少し大雑把な計算でも何とかなるかもしれません。

しかし、住宅ローンの返済期間は30年前後。

慎重に計算した方がよさそうですね。

返済負担率とは何でしょうか?

返済負担率とは、年収に対する返済額の割合のことです。

毎月の返済額×12+ボーナス月の返済額=年間の返済額

年間の返済額÷年収=返済負担率

この式で計算することができます。

一般的には、返済負担率が30~35%以内が安全圏と言われています。

しかし、お金の使い方は人それぞれですから、安全圏だから安心ということは言えません。

過去の調査結果からの本当の安全圏の目安は?

過去の調査結果は?

住宅金融支援機構の ちょっと前のフラット35利用者調査報告によると、

返済負担率が30%以上の割合は、

注文住宅・・・11.5%

土地付き注文住宅・・・7.2%

です。

一方、返済負担率25%未満の割合は

注文住宅・・・約75%

土地付きの注文住宅・・・約56%

です。

なお、中古戸建てについては、

返済負担率30%以上はわずか2.1%に過ぎず、

85.4%もの人が、返済負担率を25%未満に抑えています。

本当の安全圏の目安は、20~25%ってことになりそうです。

新築後の生活を、ある程度ゆとりあるものにしようとするなら…

返済負担率を下げるには、

・借入額を減らす
・返済期間を延ばし、毎月の返済額を減らす

といった方法があります。

しかし実際、返済期間を延ばして返済額を減らすより、借入額自体を減らして対応する方が安心です。

新築後の生活を、ある程度ゆとりあるものにしようとするなら、融資を受けても生活に支障が無い額を把握しておきたいものですね。

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