以前は80%が上限だった
以前、住宅ローンの融資割合といえば、上限を80%としている金融機関がほとんどでした。
たとえば、家づくりに4千万円必要なら、そのうち800万円は自己資金を用意しないといけなかったのです。
そのため、新居を手に入れるにはそれ相応の覚悟が必要で、何年の前からコツコツと貯蓄をされた方がほとんどだったと思います。
ところが現在では、100%融資はもはや一般的な感じです。
そのため、「家賃を払い続けるより資産づくりのためにお金を使う方が良い」というような気持ちで家づくりをし、
やがてローンの返済が滞ってしまう、という事例もあるようです。