(303)新築やリフォーム時の住宅ローン金利の種類について

【住宅ローン金利の種類について】

今回は、住宅ローンの金利についてお話します。

◆ 「全期間固定金利型」

返済期間全体が同じ金利なので、景気の変動に左右されません。返済計画を立てやすいのが最大の利点です。
ただ、市場の金利が低下しても、自分の金利は変わらないのが悲しいところです。

◆ 「固定期間選択型」

子どもの教育費など、出費が多い時期に備えて計画的に返済したい人にお勧めです。
固定期間が終わると金利の見直しがあるので、契約した金利に不満がある場合は借り換えを検討してみましょう。

◆ 「変動金利型」

金利が低い状態が続いたため、これまでは全期間固定金利より変動金利を選択する人が圧倒的に多いものでした。
ただ、金利が上がった時、固定金利に切り替えた方がいいのかとちょっとしたパニックになる可能性も考えられます。

このように、変動金利の最大の短所は、返済金額が一定でないので、長期的な返済計画が立てにくいことです。

ここで、「変動金利を選んでも大丈夫だと思われる人」の目安を紹介しておきます。

・ 頭金を2割以上用意できる人
・ 金利が4%程度になっても返済できる人
・ たびたび繰り上げ返済するほど、経済的余裕がある人

調査によると、全体の約3割の人は、金利の特性やリスクを理解しきれていないそうです。
目先の金利だけで判断するのは、非常に危険です。

お金の余裕は心の余裕につながります。
十分に検討して、あなたに最も合ったものを選んでください。


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