(301)家計簿で貯蓄を増やす

■ なぜ家計簿をつけるのか

家計簿をつける目的は、お金の動きを知るためです。長く続けることで、それぞれの出費の目安がわかります。

そのほか、月ごとの動きや年ごとの動きを知ることもできます。
車検・入学・税金など、大きな支出がある時期に、お金の動きがどれくらいあるのかを事前に知り、次の支出時期に合わせた計画を立てられるようになります。

■ 食費を減らすには

一番支出を減らしやすいのが食費かもしれませんね。

もし今、漠然と買い物に出かけているのなら、 「今月の食費は1日○円にしよう」と計画を立てて、その分のお金だけを握りしめて買い物に行くと良いかもしれません。

そうすると、頭の中で細かく計算をしながら買い物をするので、脳トレにもなるし、余計なものを買わなくなります。
しかし、今まで1日2千円使っていた食費をいきなり半分にするとストレスで反動が来るかもしれません。

そんな反動が心配なら、今月は1,700円、来月は1,400円というように、少しずつ減らしていくのもいいですね。


■ 通信費を減らすには

固定電話だけの時代と比べると、通信費の負担はとても増えています。特にスマートフォンは、通信費が高いので大きな負担になります。
もし、ゲームをするのがメインになっているのなら、いっその事、ガラケーに戻してみるのも一つの方法です。

現在、高校生のスマートフォン保有率は80%を超えています。小中学生の保有率も増加傾向にあります。
そのため、依存症に悩む子が増え、社会問題になっていますよね。

電話やメールなどの最低限の機能だけを利用することは、節約につながるだけでなく、大切な家族を守ることにもなるかもしれませんね。
実際、私の周りでもそんな事を言われる方も増えてきたように思います。


■ クレジットカードは最低限に

手元の現金が減る買い物と比べると、クレジットカードでの支払いの時は気が大きくなりませんか?
もし「Yes」なら、あなたはクレジットカードを使う時は気をつけて下さい。

ポイントが付くクレジットカードは、一見お得に見えます。
しかし、それが必要以上の買い物をする原因になっているのなら、まずは1か月、カードを使わない生活をしてみるのはどうでしょうか。

ただし、水道料金や新聞代などの引き落としに利用している分は、そのままにしておいても良いと思います。

「買い物をしたら財布の中のお金は減るし、来月まで補充できない」という生活スタイルにすると、不思議と衝動買いを抑えられるものです。

「今月は、先月より○%減らした予算で工夫する」という具体的な目標を立ててみると良いかもしれません。
先月と比べてどれくらい工夫し、節約ができているかは、家計簿を見たら一目瞭然です。

ただし、節約はダイエットと一緒で、無理をすると長続きしません。
生活習慣の無駄を見直しながら創意工夫をするのがポイントのような気がします。


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