(254)総予算は少なめに

 消費税が上がって4ヶ月くらい過ぎましたね。

日々の買い物をしているうち、3種類の店があることに気付きました。

1.税込98円だったものを税抜き98円としている店。
2.本体価格を上げて、きちんと3%分の値上げをしている店。
3.増税してもこれまで通りの値段で頑張る店。

ありゃ?と思ったのは、1の便乗値上げ。よく利用するお店だったのですが、なんとなく「おい!おい!」と思ったので利用するのをやめました。
今は3がメインで、3にないものは2の店へ・・・。家づくりと違って、同じ商品の金額を比べるだけなので簡単といえば簡単かもしれません。

■ これから出費が増えます
政府の働きかけもあり、ベースアップする企業は多いようですね。
ただ、業種によっては現状維持が精いっぱいのところもあるので、まさに悲喜こもごもといったところでしょうか。

消費税が8%になるだけで家計へのダメージは大きいのですが、負担が増えたのはそれだけではありません。
診療報酬が改定され、医療費の負担が増えました。
また、国民年金の保険料の負担も増えました。
金額で見るとわずかではありますが、家族が多いほど負担は増えます。

■ 親世代はさらに大変
4月2日以降、新たに70歳になった人から、医療費の窓口負担が変更になりました。
今まで1割負担だったものが、2割負担になったのです。
しかも、国民年金と厚生年金の支給額は0.7%減額されています。

年を重ねると、ほとんどの方は病院に行く回数が増えるものです。
なのに医療費の負担が2倍になるのですから大変です。
子どもの新居の際に資金援助をしようと考えていた人も、ちょっと躊躇してしまうかも・・・。

親に負担をかけないためにも、こちらから相談するのは控えておきたいものですね。

■ 余力を残しておく
子どもにかかる費用も大きいですね。
習い事、学習塾、スマホなどの通信費のほか、子どもが大きくなると、衣料費やお小遣いも増えていきます。
もし自宅通学できない学校に進学すると、学費のほかに仕送りも必要になります。

新築すると、固定資産税やメンテナンス費用など、今まで必要なかった出費が発生します。
そんな出費に対応できるだけの余力を残すために、家づくりの総予算を決める時には、慎重に慎重を重ねて計算したいものです。

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