最近の住宅ローンの借入金の割合を見ると、年収600万未満の家庭では、過半数の世帯が80%を越えています。
例えば、家づくりに2500万円かかるとして、20%の自己資金を用意するとしたら、500万円。
仮に、毎月5万円貯金したら? ・・・8年4ヶ月で500万円達成です。
そのほか、入居後に安心して暮らすためには、ある程度の貯蓄も必要ですね。
目安としては、年収の3?6か月分に相当する金額です。
ところで、あなたには家づくりの予定がありますか?
「いずれは欲しいけど、いつになるやら」という状況なら、ラッキーですね。
なぜなら、自己資金を作るための準備期間が確保できるからです。
新築にしても中古にしても、自己資金の多さは生活の不安感を減らしてくれます。
とは言っても、今の住まいの賃料を支払いながら貯蓄をするのは大変。
あれこれ節約する部分も出てくるでしょう。
だから、家族の理解は欠かせません。
「目的のためにコツコツ頑張ることの大切さ」を、ぜひ家族で話し合ってみて下さい。
繰り返しますが、家づくりの予定がまだ無いのなら、貯蓄期間を長く取れるのでラッキーです。
「夫が(妻が)家づくりを真剣に考えてくれなくて・・・」という悩みも聞くんですが、考えない人の中には「お金が無いから、欲しいけど考えないようにしている」という人もいます。
「絶対に、一生賃貸で暮らしたい」と考えている人とは、また別の話です。
それに、早い時期から資金計画を意識しておけば、衝動買いなどの後悔するお金の使い方が減り、より賢い消費者になれるんではないでしょうか。
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