21、新築住宅の建具工事について

今回は、新築住宅の建具工事についてです。

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建具とはサッシや窓、襖、ドアなどの可動性のある仕切りの事です

今回は、新築住宅の建具工事についてです。

建具とはサッシや窓、襖、ドアなどの可動性のある仕切りの事です。

工事として分けるときは鋼製建具工事、木製建具工事の二つに分類されます。

建物の中で音熱環境に結構影響を与えているのがこの建具です。

鋼製建具とは所謂アルミサッシなどが有名

鋼製建具とは所謂アルミサッシなどが有名で、ようは鉄系の建具ですね。

アルミサッシ

住宅建築の外装建具はもうこれで決まりですね。


シャッター

一般的には車庫の入り口などに使用しているのが多いです。

最近はシャッター雨戸などがあります。



木製建具にはクローゼット、室内のドア、ふすま、障子などがあります。

外気に直接触れる場合は、風・雨・熱・音などを遮断する性能が必要です。

また、窓に用いるものは採光のために ガラス入りのものが多いです。

仕切りや部屋と廊下の間に用いるものは、音の遮断をする性能が必要になってきますよね。

最近は木製建具より、アルミ製等の建具が主流になってきていますが、

和室等には、材木・塗料などを選べ、色合いなど合わせやすい木製建具を使用します。

また、自然素材の家はほとんど木製建具中心となります。

木製建具はオーダーメイド中心なので、価格はあがりますが環境や健康によいのが長所です。

新築住宅の建具工事の注意点

デザインやサイズ、グレードが設計図書通りか確認しましょう。

取り付け位置や、ドアの開閉方向の確認も必要です。

また、ドアのような既製品を取り付ける際、キズなどが無いかチェックするのも忘れずに。

心配な場合は業者さんの作業の邪魔にならないお昼休み等に、写真を撮るのもいいと思います。

新築住宅の建具工事のワンポイントアドバイス

設計の段階から生活の仕方・物の使い方をよく考えておきましょう。

単純に扉、窓があればよいという発想ではいけないと思います。

また、デザイン最優先でも後々不都合をきたします。

構造上・防水上できない場合もありますから、事前に十分な打ち合わせが大切ですね。

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