20、新築住宅の断熱工事について

今回は、新築住宅の断熱工事についてです。

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断熱工事とは、住宅などの断熱性を高める工事のこと

今日は、断熱工事についてです。

住宅などの断熱性を高める工事のことです。

断熱する必要のある部分は、外気に接した壁・床・屋根・開口部。

または外気に通じた物置や小屋裏の室内側の天井などです。

壁、床、天井などには、すき間なく断熱材を入れます。

複層ガラスや二重サッシ、断熱ドアなどの断熱建材も使います。

建物をすっぽりと覆うように取り付ける

断熱材は建物をすっぽりと覆うように取り付けなければ意味がありません。

しかし、隙間だらけで入れたり、床下・天井部分を入れていない場合があるので注意が必要です。

また、取り付け方にも気をつけてください。

袋入りグラスウールの場合、止め方が不十分であったり、壁の中に押し込んでいるだけではいけません。


このような施工不良の住宅は、断熱性・気密性が低く、夏は暑くて冬は寒いのです。

冷暖房効率も悪くなり、光熱費がかさむばかりでなく、

省エネルギー性が低く、地球環境にも悪いといったデメリットがあります。

新築住宅の断熱工事の注意点

実際の工事で重要なことは、隙間をいかに少なくするかということです。

継ぎ目は重ね合わせを多くし、シートの場合はテープでしっかり接合されていますか?

現場で大きな隙間(気密住宅では小さな隙間もです)を見つけたら、必ず直してもらいましょう。

ユニットバスや階段は他の断熱部より先に工事が行われるため、断熱材の入れ忘れがたまにあります。

要チェックです。

気になる所を見つけたら大工さんではなく、現場監督・設計者に確認してください。

新築住宅の断熱工事のワンポイントアドバイス

設計時点で断熱と気密は一緒に考える。

結露に配慮した設計が必要だということです。

特定の断熱材が悪いというわけではないと思います。

そして、業者・職人の知識・丁寧な仕事・腕がものをいうのだと感じます。

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