34.土地を買おうと考えています。「法面(のりめん)」とは何でしょうか?

土地が道路や隣接地よりも高くなっているとき、敷地の境界から内側に向かって斜めに土が積んである場合があり、この斜めになった部分を法面(のりめん)といいます。

家を建てる際は境界線にコンクリート製のよう壁(擁壁)を作って法面との間を土で固めます。よう壁工事は、時に数百万円という予想外の費用がかかることがあるので注意が必要です。

しかし初めに表示されている土地の価格にはこの金額が含まれていません。また、古い土地の場合は、配管などに思わぬ手間がかかることもあります。

売買契約を結ぶ前にそれらを含めた土地の総額を確認しておかれることをお勧めします。