112.住宅で家族が生垣にしたいと言っていますが、普通の塀と比べてメリットはありますか?

生垣という呼び方は、生きている樹木を垣として用いることから

主な目的は「仕切り」「侵入制御(人止め)」「視線制御(目隠し)」「環境制御(防風・防火)」

生垣という呼び方は、生きている樹木を垣として用いることからそう呼ばれています。

主な目的は「仕切り」「侵入制御(人止め)」「視線制御(目隠し)」「環境制御(防風・防火)」ですが、それなら別の資材でもかまわないはずです。

そこをあえて植物を用いるのには、町並みの景観向上など「美観的寄与」という大きな役割と共に、身近に植物をおくことで情緒の安定につながるというメリットがあるからでしょう。

環境に対する適応性が高く、枝葉が密生し、病虫害への抵抗力が高く、強い刈込に耐えられるという条件を満たしたサザンカ、ドウダンツツジ、ヒイラギモクセイなどが多く使われます。