(209)隣家に配慮

 ■ 視線に配慮

隣家が近いと、ふとした瞬間に視線が気になるものです。

その一瞬に気まずさを覚えると、それはお隣さんにも伝わります。

すると、変な距離感が生まれることがあります。

これ、経験した方なら分かると思うのですが、なかなか厄介ですよね。

お隣さんによっては、

「さっき、私のことをにらんでいたような気がする」

「いつも監視されてるんじゃないか」

と気にする人もいます。

ですから、さりげなく視線を外せるように家や庭を工夫すると、お互いにとって余計な負担を与えません。
 

■ 音に配慮

隣家の寝室に近い場所に自宅のリビングやダイニングがあると、時間帯によっては隣家に迷惑をかける場合があります。

特に、窓を開ける時期は音のトラブルは増えがちです。

ですから、土地探しの時に四方の家をチェックしたり、道路に面した方向に家族が集まるスペースを設けるなどの配慮をするなど、事前の対策が欠かせません。

生活音がきっかけで大きなトラブルに発展するのは珍しいことではないので、十分な注意が必要です。
 

■ 特に気をつけたいのは低周波や電磁波

エアコン、太陽光発電、高効率給湯器、家庭用燃料電池などは、低周波や電磁波が発生して、人の健康に害を与える場合があるそうです。

これは、全ての人に害があるわけではないので問題視されにくいのですが、長時間過ごす部屋の近くにこういったものがあると、体調が改善することは難しいとのこと。

なのに、体調不良の原因が確定できないとのことで、被害者は泣き寝入りという感じになる場合も多いそうです。

ですから、あなたが新築する時には、あなたが長時間過ごそうと思っている場所の近くに、隣家のエアコンの室外機やヒートポンプがないか、あなたが設置しようと思っている場所の近くに隣家のリビングや寝室らしきものがないか、といったことに、ぜひ配慮してほしいと思います。

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