(96)食器洗いにストレスを感じてしまう。

食器洗いにストレスを感じていませんか?

あなたは、食器の後片付けは好きですか?

もし好きだとしても、冬の寒い日や、満腹で動きたくない時はつらいですよね。

今回は、そんな食器洗いのストレスについてお話しします。

食器の後片付けは、嫌いな家事の代名詞と言われています。

R株式会社の研究で、食器を洗う時に感じるストレスは、『キッチンに漂う食材(食べかす)臭』が原因だと分かったそうです。

さらに、空腹時と満腹時の唾液を調べたところ、満腹時の方が1.6?2.0倍のストレスを感じていることが分かったとのことです。

この時、天然アロマ(オレンジアロマ)の香りがストレスを軽減させるとのことで、R社では商品開発に役立てているそうです。

また、2003年に日本人間工学会で発表したものに

「落としにくい汚れの代表である “カレーライス汚れ”がついた皿を洗う時の筋肉への負荷は、スポンジを持って擦る右腕の代表的な筋である上腕三頭筋で比較すると、 “皿を3枚洗う”動作が“腕立て伏せ5回分”に相当することがわかりました。」

とあります。

ちなみに、1分間つけおきしてから洗うと、筋肉への負荷は約3分の1まで低減するとか。

ところで、私の知人には、カレー好きな子どもがいます。

 このことを話すと「つけおき洗いしない我が家では、週に1回は筋トレしてるのね」と笑っていました。

新築する時に、食器洗い乾燥機を付ける人は多いと思います。

家事の効率化というよりも、食器洗いの苦痛から逃れたいのかもしれません。

ただ、注意しておかないといけないことがあります。

それは「ゴキブリ」。

食器に残った食べかすは、洗浄乾燥後に庫内の排水口付近に残ります。

それは、できるだけ早く取り除かないといけません。

また、深夜電力を利用して洗う人もいますが、ゴキブリのことを考えると、ちょっと遅いかもしれません。

彼等は病原菌の運び屋ですから・・・。

ゴキブリと出会わずに10年以上使っている人もいるんですが、逆に、新築1年目から悩んでいる人も多いとも聞いたことがあります。

前述の知人もそうです。

今では、『自分が使った食器は、使い終わったらすぐに自分で洗う』という作業を子どもたちに徹底させていて

「使わなくなって、良い習慣を付けることができた」と言っていますが、設置したものが使えないのは悲しいですよね。

 (子どもたちが「もう二度と食洗機使わないで」と言っている・・・)

家づくりをするとき、女性の多くがこだわりを持つ場所は「リビング」と「キッチン」です。

特に、仕事場でもあるキッチンは、使いやすさだけでなく、色などの見た目も重要だとか。

といっても、予算の関係で、あれこれ制約も出てきますよね。

そんな時は、お気に入りの香りの洗剤や、かわいいスポンジを使ったり、あなたの筋トレタイムと割り切ったり、あれこれ工夫してみましょう。

欲しい設備がなくても、そこには工夫する楽しさが待っているものかもしれません。

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