■ 「家を建てること」は義務?
最近、アパート住まいの知人達と話す機会があったのですが、どうしても気になることがありました。それは、ちょっと不思議な持ち家志向です。
「『いい年なんだから、早く家を建てなさい』って親がうるさくて・・・」という声。
土地柄なのかもしれませんが、「結婚した当初は借家住まいでも、いずれは一戸建てを」と親に言われている人が何人もいました。
『家を建てて、初めて一人前』なんだそうです。
賃貸派の人には、つらい言葉かもしれませんね。
■ 賃貸派、中古派がいてもいい
震災以降、『家』について考え直した人が多かったとか。
賃貸派から持ち家派へ。持ち家派から賃貸派へ。収入も環境も違うのですから、考えが違って当然です。
ある調査によると、持ち家派の方が多いのですが、それが義務感やミエによるものだったら心配です。
■ 家を建てることは『手段』でしかない
何度もお話ししていることなのですが、家を建てることは『手段』です。目的は『家族で、より幸せに暮らすこと』です。
その視点で考えると、見栄えが良くても住み心地が悪い家はバツ。住み心地が良くても、家計が厳しくなる家もバツ。家計に適正な余裕があって、皆が笑顔で暮らせる家がマル。
ですから、新築の一戸建てにこだわる必要はないと思います。周囲の言葉に悩む必要もありません。
アメリカでは、全人口の1割が、移動が自在な「トレーラー家屋」に住んでいるとか。
まずは、あなたのご家族の幸せな暮らし方を知ることから・・・。
家族でじっくり考えると、新しく気づく事もあるかと思います。
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