(313)住宅の照明をいずれLEDに交換したいなら

電気料金対策にいずれLEDに交換したいなら

電気料金の値上げもあり、電球が切れたのをきっかけに、LEDに切り替える人がいます。
購入価格も、以前よりだいぶお手ごろ感が出てきましたからね。
ただ、今の設備によっては、LED電球をつけられないケースがあります。

LED照明の形や大きさをチェック

自宅の電球をお店に持っていき、売り場のLED電球と比べてみましょう。形や大きさの違いはどれくらいですか?

カバー付きの照明の場合、今使っているものと同じくらいの大きさの電球でないと交換できません。
また、大きさは一緒でも口金のサイズが違うことがあります。
分からない場合は、売り場のスタッフに尋ねてみるといいですね。

住宅断熱施工の種類によったら使えない場合もあるかもしれない

ダウンライトの場合、周囲を断熱加工していることが多いものです。
その場合、LED電球は使えない場合もあるかもしれません。
無理に交換しても、電子回路の温度が高くなるので寿命が短くなるだけです。

また、電球を斜めにつけるタイプの照明の場合、口金延長アダプターをつけないと使えないケースもあります。

新築施工前に、将来的なことも打ち合わせる

 「新築をする時は一般的な電球にしておいて、次に交換する時にLED電球にしたい」と考えているのなら、打ち合わせの際にその旨を伝えておきましょう。

LEDは、明りの広がり方や明るさの感じ方に特徴があります。そのため、間取りや部屋の使い方によっては、照明の配置を変更した方がいいケースも出てきます。

また、LEDに対応していない器具の場合、器具ごと交換をする必要も出てきます。
場合によっては工事が必要なケースもあるので注意しましょう。

LEDを選ぶなら実物を見るのが一番

電球は、普段の生活ではなかなか意識しないものです。たぶん、自宅で使っている電球のワット数を知らない人もいることでしょう。
それなら、今使っていないLEDについて知らないのは当たり前です。

ということで、あなたも休日を利用してお店に行ってみてはどうでしょうか?
LEDの重さや大きさ、光っている時の暖かさなど、あれこれ体験してみてください。

暇な時間だと、売り場のスタッフはいろんなことを教えてくれます。そんなすき間時間を狙って情報収集するのも楽しいものですよ。