(31)安眠のためにブルーライト対策を

【安眠のためにブルーライト対策を】

最近ぐっすり眠れていますか?もし眠れずに悩んでいるのなら、ブルーライトが原因の一つかもしれません。

パソコン・スマートフォン・テレビなどのLEDディスプレーからは、常に多くのブルーライトが発せられています。

このブルーライトは、人の目に見える可視光線の中で最もエネルギーが強く、網膜への負担が大きいものだそうです。そのため、長期間浴びると、加齢黄斑変性になるリスクが高まるそうです。また、体内時計を狂わせる働きもあります。

ちなみに、ブルーライト対策として、スマートフォンに専用のフィルムを貼ったり、ブルーライトをカットするメガネを使う人もいるんですよ。ちなみに、パソコンをよく使う女性スタッフも、そんなメガネを使っています。疲れ目や肩こりが激減したので、もうすっかり手放せなくなっています。

紫外線にもブルーライトは含まれています。ですが、日没になり、紫外線が減ると共にブルーライトの量も減り、それを察知した脳が「夜になった」と判断しています。そして翌朝、朝日を浴びることで、紫外線の中のブルーライトを感じ、体内時計がサイクルを正しく調整しています。

ところで、杏林大学 医学部 精神神経科の古賀良彦先生によると「寝つきが悪い」「眠りが浅い」という睡眠の質の低下は、軽い不眠症の可能性があるそうです。

睡眠の質が下がった状態が続くと、ストレスを感じやすくなったり、太りやすくなったり、寿命の長さにも影響を及ぼすといわれています。

ブルーライトと睡眠の因果関係については、まだまだ分からないこともあります。ただ、「ブルーライトをカットすることで良い睡眠を得られた」という実験結果は、すでに報告されているようです。

新居を建てる時、位置や照明・カーテンなどに配慮した寝室づくりは大切です。でも、不規則な食事や不規則な生活スタイルのままで、就寝直前までパソコンやスマートフォンなどを使用していると、いくら快適な寝室でも、快眠を得ることはできません。

寝る前の30分くらいはリラックスできる時間をつくり、あなたの脳の緊張を解いてあげてください。家族とお喋りを楽しんだり、ゆっくりストレッチをするのもいいですね。

あなたが、仕事で毎日パソコンを長時間使っているのなら、特に注意してください。疲れが抜けなくて仕事に支障を来したり、ストレスを感じやすくなった状態で家族を幸せにすることは難しいですから。

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